館山市の不動産買取|築43年の家を買い取って再販した事例と、買取が向いている場合

館山市で「この家は古すぎて売れないのではないか」というご相談をよくお受けします。実際、築年数が経った家は仲介で買い手を探しても時間がかかることがあります。

その場合の出口のひとつが買取です。当社のような不動産会社が直接買い取り、必要な手を入れてから次の方へお渡しします。この記事では買取の仕組みと向き不向きを整理したうえで、館山市亀ケ原の築43年・5DKの家を実際に買い取り、水回りを直して再販した事例をご紹介します。買い取ったあとに何をして、どんな方が買われたのかまでお伝えします。

目次

館山市で「買取」を選ぶとどうなるか

館山市の不動産買取と仲介の違い

不動産を手放す方法は大きく二つあります。買い手を探してもらう仲介と、不動産会社が直接買い主になる買取です。どちらが有利かは物件と、売主の方が何を優先するかで変わります。

仲介と買取の違い

比較項目 仲介 買取
買い主 一般の購入希望者 不動産会社
価格 市場価格に近くなりやすい 仲介より低くなりやすい
売却までの期間 買い手が見つかるまで。数か月かかることもある 価格に合意すれば時期を自分で決められる
確実性 買い手が見つからない可能性がある 合意すれば確実に手放せる
物件の状態 片付けや修繕を求められることが多い 現況のまま引き渡せる場合がある
仲介手数料 発生する 原則として発生しない

価格は仲介より下がります。その代わりに確定するもの

買取について最初にお伝えしておきたいのは、買取価格は仲介で売れた場合より低くなるのが原則だということです。買い取る側は、そのあとに必要な修繕の費用と、売れるまでの期間の負担を見込んだうえで金額を出すためです。

その代わりに確定するものがあります。いつ手放せるかが自分で決められること片付けや修繕を売主が先に負担しなくてよいこと、そして買い手が現れるかどうかを待たなくてよいことです。空き家の管理に通い続けている方にとっては、この三つの意味は小さくありません。

ですので「買取と仲介のどちらが得か」は、金額だけでは決まりません。まず両方の想定を並べて見比べたうえで判断されることをおすすめします。当社では仲介と買取の両方に対応しており、買取のご回答は最短3日で行っています。

実際の事例|館山市亀ケ原の築43年・5DKを買い取り、水回りを直して再販しました

館山市亀ケ原の築43年の家を買い取って再販した事例

ここからは、当社が実際に買い取って再販した物件のお話です。館山市亀ケ原にある築43年・5DKの家で、敷地には大きな倉庫がありました。

買い取ったときの状態

建物は築年数が経っており、室内も古いままでした。建物の状態については、購入を検討される方に事前にご説明したうえで見ていただく必要があるものでした。こうした物件は、仲介で一般の買い手を探すと時間がかかることが多くなります。

風呂とキッチンを新品にしました

買い取ったあと、浴室とキッチンを新品に入れ替えるリフォームを行ってから販売しました。手を入れる範囲を決めるにあたって、優先したのは水回りです。理由は次の章で詳しくお伝えします。

販売までは半年かかりました

再販の募集を始めてから、買い手が決まるまでには半年かかりました。ご案内自体は数件入っていましたが、反応は芳しくないものが続きました。

ご案内した方々は、おおむね1,500万円以下で住まいを探している層でした。具体的には、いま住んでいる家をリフォームするくらいなら売って住み替えたいとお考えのご高齢のご夫婦や、館山への移住を検討されているご夫婦などです。ただ、ご案内していると建物の古さが気になって購入には至らない、というケースが続きました。水回りを新しくしていても、建物全体の古さは残るためです。

買い手は「倉庫のある家」を探していた方でした

最終的にご購入されたのは、これから農業を始めたいとお考えで、倉庫の付いた物件を探していた方でした。建物の状態についてもご理解のうえでご購入いただいています。

興味深かったのは、倉庫があることを目的にご案内に来られた方は、この方以外にはいなかったことです。倉庫は物件の特徴として分かりやすい設備ですが、それ自体が集客につながるわけではありませんでした。一方で、倉庫を必要としている方にとっては決め手になりました。特徴のある物件は、その特徴を必要としている一人に届くかどうかで決まるということだと考えています。だからこそ、時間がかかることを前提に置いておく必要があります。

水回りを直すかどうかで、買い手の反応は変わります

水回りのリフォームと買い手の反応

これは今回の物件に限らず、当社が扱ってきた物件に共通して感じていることです。

直していないと「水回りをどうするか」の話になります

浴室やキッチンを新しくしてある物件は、どの物件でもご案内時の反応が良くなります。逆に、水回りに手が入っていない物件では、ご案内中に「ここは入れ替えないといけませんね」「いくらくらいかかりますか」という水回りのリフォームの話が必ず出てきます。そして、その話が出た方は購入に消極的になる傾向がはっきりあります。

買い手の方は、購入価格に加えて入居までにいくらかかるかを考えます。水回りは金額が読みにくく、生活に直結する部分でもあるため、そこが未確定のままだと判断を先延ばしにされやすいのだと思います。

ただし、売主が先に直す必要はありません

ここで誤解していただきたくないのは、「売る前にリフォームしてください」という話ではないということです。売主の方が費用をかけて直しても、その分を売却価格に上乗せできるとは限りません。かけた費用を回収できないこともあります。

今回の事例で水回りを直したのは、買い取った当社が、再販するために行ったものです。売主の方はリフォーム費用を負担していません。買取とは、この「直す手間と費用と、売れるまでの時間」を引き受ける仕組みだとお考えいただくと分かりやすいと思います。

手を入れてから売るか、現況のまま手放すか。どちらが手元に残るかは物件によって変わります。ご自身で判断される前に、両方の想定を出させてください。

なお、ここで書いた「水回りに手が入っているかどうか」は、房総で中古住宅を買う側が実際に見ているところでもあります。買い手がどこを見て判断しているかは房総で中古住宅を選ぶという答えにまとめました。ご自身の物件がどう見られるかを知る材料になります。

館山市で買取が向いている場合・仲介が向いている場合

館山市で買取と仲介のどちらを選ぶか

今回の事例のような物件は買取が向いていました。整理すると次のようになります。

こういう場合 向いている方法 理由
手放す時期を決めたい(相続の手続き・転居・管理の負担) 買取 買い手を待つ必要がない
建物が古く、修繕に費用がかかりそう 買取 売主が先に費用を負担せずに済む
家財や荷物が残っている 買取 現況のまま引き渡せる場合がある
売却していることを周囲に知られたくない 買取 広告による販売活動を行わない
時間をかけてよく、少しでも高くしたい 仲介 市場価格に近い金額が期待できる
その地域で需要がある立地・状態の物件 仲介 買い手が見つかりやすい

なお、建物が残っている土地では、解体してから売るか、そのまま売るかという判断も出てきます。解体を先に決めてしまうと選べる道が減ることがあるため、こちらは古家付き土地の売却は解体すべきかで整理しています。解体費用をかけずに現況のまま仲介で売れた事例は館山市の空き家売却|解体する前に売れた事例でご紹介しています。

館山市で買取をご依頼いただく場合の流れ

段階 内容 ご準備いただくこと
1. お問い合わせ お電話またはWebフォームからご連絡いただきます 所在地・面積・築年数などが分かると話が早く進みます
2. 現地の確認 担当者が現地を拝見し、建物の状態と周辺環境を確認します 荷物が残っていてもそのままで構いません
3. ご回答 買取価格をご提示します(最短3日 仲介で売った場合の想定と並べてご確認ください
4. 売買契約 条件にご納得いただいたうえで契約を結びます 契約内容と特約はその場でご確認ください
5. 引き渡し・決済 所有権移転の手続きと同時にお支払いします

遠方にお住まいの方にはビデオ通話でも対応しています。査定・ご相談は無料で、Webからのご依頼は最短45秒で入力が終わります。

館山市の不動産買取でよくある質問

買取だと、どのくらい安くなりますか

物件の状態と、再販までに必要な費用によって変わるため、一律ではありません。仲介で売れた場合の想定と、買取のご回答を並べてお出しできますので、比べたうえでご判断ください。金額だけでなく、いつ手放せるか、費用を先に負担するかどうかも含めて考えていただくのが確実です。

家財や荷物が残ったままでも買い取ってもらえますか

ご相談ください。現況のまま引き渡せる場合があります。片付けの費用と手間をどちらが負うかで手元に残る金額が変わるため、荷物が残っている段階でそのままお伝えいただくのが確実です。

古い家でも買い取ってもらえますか

築年数だけで判断することはありません。今回ご紹介した事例も築43年の物件です。ただし、更地にしたあとに再び建てられる土地かどうかなど、建物以外の条件が判断に影響します。現地を拝見したうえでご回答します。

買取と仲介で迷っています。どちらか決めてから相談すべきですか

決めてからでなくて構いません。決めかねている段階でご相談いただくほうが、両方の想定を並べてお出しできます。

売却することを近所に知られたくないのですが

買取の場合、広告を出して購入希望者を募る販売活動は行いません。ご事情がある場合はお申し付けください。

対応しているのは館山市だけですか

いいえ。館山市のほか、木更津市・袖ケ浦市・君津市・富津市・鋸南町・南房総市・鴨川市を含む房総エリアに対応しています。ご相談は館山店(0470-29-7483/平日9:00〜18:00)で承ります。

状況別に読んでおきたい関連情報

館山市の不動産買取は、館山店(千葉県館山市国分911-1/0470-29-7483)で承ります。「売れるのか、いくらになるのか」が分からない段階でも構いません。
無料査定のお申し込みでは、仲介で売った場合の想定と買取のご回答を併せてご相談いただけます。査定・ご相談は無料で、房総全域に対応しています。

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